概要
コールキューを使用すると、アカウントのオーナーと管理者は、着信をユーザーのグループにルーティングできます。 たとえば、経理部門、営業部門、販売部門等の担当者に通話を転送することが可能です。 各コールキューは、最大50名までメンバーを設定できます。 また、コールキューの設定を変更したり、コールキューの通話をモニターすることもできます。
コールキューの着信呼分配オプションは5種類あります。
種類 | 説明 |
---|---|
同時 | 利用可能なすべてのメンバーを同時に呼び出します。 |
シーケンシャル(順次) | 利用可能なメンバーを1人ずつ呼び出します。 |
ローテーション | 呼び出しが均等に分散されるように、定期的に順番を変えて利用可能なメンバーを呼び出します。 |
最長アイドル | 待機時間(コールキューに応答していない時間)が最も長いメンバーを呼び出します。 待機時間が最も長いメンバーが応答しない場合は、待機時間が次に長いメンバーにローテーションします。 |
グループローテーション | 設定可能なキューメンバーの一部を同時に呼び出してから(グループサイズによってメンバーを定義)、次のコールで一部のキューメンバーを呼び出すか、設定可能な呼び出し時間間隔の後に呼び出します。 |
目次
前提条件
- プロ、ビジネス、または教育機関向けアカウント
- アカウントのオーナーまたは管理者の権限
- Zoom Phoneライセンス
- コールキューを作成および管理するためのZoom Phoneの初期設定
- グループローテーションを使用するには、Zoomテクニカルサポートに問い合わせして機能を有効にする必要があります
コールキューの作成方法
- オーナーまたは管理者権限を持つユーザーでZoomウェブポータルにサインインします。
- 「管理者」>「電話システム管理」>「コールキュー」の順にクリックします。
- 「追加」をクリックします。
- 次の情報を入力します。
項目名 説明 サイト
(複数のサイトがある場合のみ表示)新しいコールキューのサイトを選択します。 名前 コールキューの表示名を入力します。 内線番号 コールキューにアクセスできる内線を入力します。
コールキューの作成後、直通番号を割り当てます。メンバー 「追加」 をクリックします。
コールキューに含めたい Zoom Phoneユーザーを選択し、「OK」 をクリックします。
Zoom Phoneユーザーや共用エリア電話機をコールキューに追加することができます。コールキューに割り当てる
テンプレートを指定テンプレートを適用します。 - 「保存」をクリックします。
Zoomウェブポータルにより、コールキューの設定にリダイレクトされます。
新しいコールキューを作成した後、オーナーと管理者のみがその設定を表示または変更できます。「ユーザー管理」>「ロール」の「電話」タブを開き、コールキュー管理者を割り当てます。
コールキューを削除または複製する方法
- オーナーまたは管理者権限を持つユーザーでZoomウェブポータルにサインインします。
- 「管理者」>「電話システム管理」>「コールキュー」の順にクリックします。
- コールキュー名をクリックします。右列の三点リーダー(…)アイコンをクリックし、以下のいずれかのオプションをクリックします。
項目名 説明 複製 既存のコールキューを複製して、新しいコールキューを設定します。
内線番号、電話番号、表示名を除くすべての設定が元の設定からコピーされます。削除 コールキューを削除します。
コールキューに割り当てた電話番号が解除されます。
コールキューを保持したまま非アクティブ化する場合は、「アクティブなステータス」設定を使用します。
参考
Zoomヘルプセンター 「Managing call queues」:
https://support.zoom.us/hc/en-us/articles/360021524831
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