Zoom Roomsで音声コマンドを使用する

概要

音声コマンドを使用すると、ユーザーはタッチスクリーンへの接触を最小限に抑えながら、Zoom Roomsの基本機能を操作することができます。ネイティブの音声エンジンを使用して音声コマンドを発声すると、ユーザーは追加のセットアップや機器を必要とせずに音声コマンド機能を利用できます。

Zoomウェブポータルにログインします。
「ルーム管理」をクリックし、「Zoom Rooms」を選択します。
Zoom Roomsのロケーション階層を使用して、アカウント、ロケーション、またはルーム設定からの音声コマンドを有効にすることができます。音声コマンドを指定したいルームの「編集」をクリックします。
「ミーティング」タブをクリックし、音声コマンド設定をオンにします。

Zoomウェブポータルから音声コマンドを有効にしている場合、それらはデフォルトでオンになります。
Zoom Roomsコントローラーの右下にある「音声コマンドをオン」をタップして、音声コマンドを無効にします。
同じオプションをもう一度タップして音声コマンドを有効にします。
Zoom Roomsミーティング中にこの機能のオンとオフを切り替えることもできます。

注意 : Zoom Roomsミーティング内で機能を切り替えると、ミーティングの設定のみが変更されます。

コマンド一覧	挙動
“Hello Zoom”	Zoom Roomsを開始するためのワードです。Zoom Rooms はコマンドを受信できる状態になります。このコマンドを続けて別のコマンドを発声することもできます。
“Check in” “Check out”	チェックインしてルームを予約したままにするか、チェックアウトするときに他の人が使用できるようにルームを解放します。
“Start meeting” “Start scheduled meeting” “Start instant meeting”	スケジュールされたミーティングまたはインスタントミーティングを開始します。
“Join meeting ID” (ミーティングID番号を言います)	選択したミーティングIDで参加してください。ミーティングにパスコードが必要な場合は、パスコードを入力するよう求められます。パスコードは一度に1文字ずつ言う必要があります。
“Join personal link” (パーソナルリンク名を言います。一度に1文字ずつ言う必要があります)	パーソナルミーティングに参加してください。パスコードがある場合は、パスコードを言うように求められます。パーソナルリンク名とパスコードは、一度に1文字ずつ言う必要があります。
“Delete”	最後に入力した数字または文字を削除します。
“Leave meeting” “End meeting”	ミーティングを退出または終了します。

ミーティング ID、個人リンク、またはパスコードを発声するときに間違った番号または文字が検出された場合は、最後の文字を削除できます。以降の試行でシステムが間違った文字を検出した場合は、その文字を少し違う言い方で発声してみてください。たとえば、「a」と発声して「8」が検出された場合は、代わりに「lower case a」(小文字のa)と発声します。

Zoomヘルプセンター　「Using voice commands in Zoom Rooms」 :