デジタルサイネージを使ってみる

概要

デジタルサイネージはZoom Roomsのオプション機能です。

デジタルサイネージを使用すると、Roomsを使用していない時にZoom Roomsの画面上で画像、ビデオまたはウェブサイトを共有することができます。

また、Roomsを使用していない時だけでなく、デジタルサイネージのみを表示させる専用のRoomsを作成することも可能です。また、複数の画像やウェブサイトをウェブポータル上で編集し、それぞれのコンテンツを流す時間や再生時間を指定することもできます。

コンテンツは、ルーム、フロア、場所、またはアカウントレベルで設定することができます。

コンテンツリストの作成方法についてはこちらの記事をご参照ください。

前提

アカウントオーナー、管理者、Zoom Rooms への編集アクセス権を持つロール
デジタルサイネージ用 Zoom Rooms：推奨ハードウェア
macOS 版 Zoom Rooms ：バージョン 4.1.5 またはそれ以降
Windows 版Zoom Rooms ：バージョン 4.1.5 またはそれ以降
Chrome OS 版 Zoom Rooms ：バージョン 3.6.2895.1130 またはそれ以降

画像要件

形式：JPG/JPEG または 24 ビット PNG、1920px x 1080px
最小幅：960px
最大幅：1920px
最小高さ：540px
最大高さ：1920px
最大画像サイズ：15 MB

ビデオ要件

形式：MOV、MP4、AVI、WMV、H.264
最大ビデオサイズ：1GB
推奨解像度：720p または 1080p

デジタルサイネージの有効化または無効化

デジタルサイネージを有効または無効にするには、「サイネージの表示」タブで設定を切り替えます。デジタルサイネージを無効にしても、後から使用できるように既存のコンテンツと設定は保存されます。

Zoom ウェブポータルにサインインします。
ナビゲーションメニューで、「ルーム管理」>「Zoom Rooms」の順にクリックします。
左側の階層のすべての場所、フロア、またはルーム名をクリックします。
場所、フロア、またはルーム名の横にある「編集」ボタンをクリックします。

注意：アカウント内のすべてのルームを編集するには、HQアイコンを使用して階層内の最初のオプションを選択し、「アカウント設定」をクリックします。
「デジタルサイネージ」タブをクリックします。
「デジタルサイネージ」のトグルスイッチがオンになっていることを確認します。

コンテンツライブラリへのアップロード

コンテンツライブラリに画像をアップロードしてURLを追加すると、画像を表示したい個々の場所、フロア、またはルームに後で追加できるようになります。たとえば、マーケティングチームがコンテンツライブラリにブランドイメージをアップロードし、別の管理者がそのブランドイメージを選択して「場所」に適用するなどの運用を実現することが可能です。

個々のルーム、フロア、または場所にコンテンツをアップロードすると、コンテンツはアップロードした場所でしか利用できませんが、コンテンツライブラリに追加しておくと、アカウント全体で利用できます。

Zoom ウェブポータルにサインインします。
ナビゲーションメニューで、「ルーム管理」>「Content Library」の順にクリックします。
右上の「追加」をクリックし、次に「コンテンツを追加」をクリックします。
追加するコンテンツの種類を選択します。

マイコンピュータ：コンピュータから JPG/JPEG または PNG ファイルをアップロードします。
URL：ウェブサイトを表示する URL を入力します（例：http://zoom.us）。また、ビデオストリーム配信サービスから URL を入力して、外部ビデオを表示することも可能です。
Google Drive：Google Driveに保存されている画像・ビデオファイルをアップロードすることが可能です。
OneDrive：OneDriveに保存されている画像・ビデオファイルをアップロードすることが可能です。
Dropbox：Dropboxに保存されている画像・ビデオファイルをアップロードすることが可能です。
ボックス：ボックスに保存されている画像・ビデオファイルをアップロードすることが可能です。
「追加」をクリックします。

これで、アイテムがコンテンツライブラリに格納され、場所、フロア、または個々のルームに追加できるようになります。