概要
Zoomは、お客様により良いパフォーマンスと可用性を提供するため、グローバルなインフラストラクチャを継続的に最適化しています。その一環として、2025年1月10日から、Zoom PhoneとZoom Contact Centerのトラフィックを古いデータセンターから新しいデータセンターへ順次移行します。この移行は、毎週継続的に行われる予定です。
ユーザー様へのお願い
Zoom PhoneおよびContact Centerをご契約頂いているユーザー様は、12月18日に最新化されたファイアウォール設定情報を更新していない場合、最新の情報へ反映をお願いします。
ファイアウォール設定はZoom公式のZoom network firewall or proxy server settingsをご参考ください。
※本ページには、Zoom PhoneおよびZoom Contact Centerに特化したセクションも含まれています。
※英文(原文)記事をご参考に設定をお願いいたします。
Zoom Phoneで「WebポータルにカスタムSIPゾーンオプションを表示する」機能を有効にしている場合、変更後に新しいSIPゾーンが管理ポータルに表示されます。一方で、Zoom Contact CenterではSIPゾーン名が表示されないため、管理ポータルに変更はありません。
データセンター移行が開始されると、すべてのハードウェア電話が自動的に再起動されます。通話中の場合は、通話終了後に再起動が行われます。この移行は、影響を最小限に抑えるため、週末の営業時間外に実施される予定です。
※上記ご対応が頂けない場合、Zoom PhoneやZoom Contact Centerが今後ご利用できなくなります。(厳密な時期はお客様によって異なり、特定できませんが、1月10日から順次開始されることがアナウンスされています。)
SIPゾーンの変更は以下の通りです。(旧 → 新)
Zoom Phone
- 米国西部 (北カリフォルニア) -> 米国西部 (SJC5)
- 米国西部 (北カリフォルニア 2) -> 米国西部 (SJC6)
- 米国中部 (コロラド) -> 米国西部 (SJC6)
- 米国中部 (コロラド 2) -> 米国東部 (IAD6)
- 米国東部 (ニューヨーク) -> 米国東部 (IAD5)
- 米国東部 (ニューヨーク 2) -> 米国東部 (IAD6)
- 欧州 (アムステルダム) -> 欧州 (AMS1)
- 欧州 (フランクフルト) -> 欧州 (FRA1)
- アジア太平洋 (シドニー) -> アジア太平洋 (SYD1)
- アジア太平洋 (メルボルン) -> アジア太平洋 (MEL1)
- アジア太平洋 (東京) -> アジア太平洋 (NRT1)
- アジア太平洋 (大阪) -> アジア太平洋(KIX1)
- アジア太平洋 (香港特別行政区) -> アジア太平洋 (HKG1)
- アジア太平洋 (香港 2) -> アジア太平洋 (HKG2)
- アジア太平洋 (シンガポール) -> アジア太平洋 (SIN1)
- メキシコおよび中央アメリカ (ケレタロ、メキシコ) -> メキシコおよび中央アメリカ (QRO1)
Zoom コンタクトセンター
- 米国西部 (北カリフォルニア) -> 米国西部 (SJC1)
- 米国中部 (コロラド) -> 米国東部 (IAD1)
- 欧州 (アムステルダム) -> 欧州 (AMS2)
- 欧州 (フランクフルト) -> 欧州 (FRA2)
- アジア太平洋 (シドニー) -> アジア太平洋 (SYD1)
- アジア太平洋 (メルボルン) -> アジア太平洋 (MEL1)
- アジア太平洋 (東京) -> アジア太平洋 (NRT1)
- アジア太平洋 (大阪) -> アジア太平洋 (KIX1)
よくある質問
Q: 何が変わるのですか?
A: Zoom PhoneとZoom Contact Centerのトラフィックが、古いデータセンターから新しいデータセンターへ移行されます。
Q: 移行のスケジュールは?
A: 2025年1月10日から開始し、すべてのトラフィックが移行されるまで毎週実施します。
Q: ファイアウォール設定を変更する必要がありますか?
A: 12月18日に更新されたZoomネットワークファイアウォールの設定に従っている場合、追加の変更は不要です。
更新が完了されていないお客様は上記リンクより設定を変更し、最新の情報へ反映する必要がございます。
Q: この移行は唯一の変更ですか?
A: いいえ。今後、汎用デバイス、BYOC/BYOPの移行など、さらなる最適化が予定されています。
Q: 多くのIPサブネットを許可する必要がない別の方法はありますか?
A: Zoomサービスへの安全で安定したアクセスを確保するために、ZoomではネットワークファイアウォールやルーティングインフラでDNSベースの検査を有効にすることを推奨しています。これにより、Zoomのグローバルネットワーク全体で、社内外を問わずシームレスなコラボレーションを実現できます。
DNSベースの検査を利用することで、組織が新しいプラットフォーム機能を導入したり、Zoomのインフラが変更された場合でも、IPアドレス範囲の追加管理やファイアウォールポリシーの更新が不要になります。
※上記変更に関するお知らせと、ファイアウォールやその他のコントロールの許可リストに関するリマインダーをZoom社よりお送りしています。Zoomネットワークファイアウォールまたはプロキシサーバーの設定に従っている場合、追加の対応は不要です。ご不明点やご質問がございましたら、ZoomアカウントチームまたはZoomサポートまでお問い合わせください。
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