公開日:2021年10月22日
更新日:2024年12月17日
お客様各位
いつも Zoom をご利用いただきありがとうございます。
Zoom社から「新しいソフトウェアライフサイクルポリシー」のお知らせがございましたのでご案内致します。
概要
Zoom は 3 か月ごと(2 月、5 月、8 月、11 月の最初の週末)に、新しい最小バージョンを適用しています。新しい最小バージョンの適用に併せて、Zoom は次回適用するバージョンについても、その正確な適用日とともに公開します。さらに Zoom は、アプリの特定バージョンが終了と見なされるまで、少なくとも 9 か月間はサポートするよう努めます。終了と見なされる時点で、ユーザーは最小バージョンまたはそれ以降に更新するよう求められます。
このポリシーは業界の慣行に従ったもので、Zoom ユーザーが最新の Zoom 機能と、プラットフォームに加えられたプライバシーとセキュリティの強化の恩恵を確実に享受できるよう支援することを目的としています。Zoom Workplace のデスクトップ アプリやモバイルアプリの最小バージョン要件とは別に、このリリース期間のほかにも、セキュリティとコンプライアンス機能の追加に対応するための追加の更新が必要になる場合があります。Zoom では、セキュリティの強化に関する情報をリリースノートで、また修正済みの問題に関する詳細情報をセキュリティ速報でご確認いただくよう、お客様に推奨しています。
影響範囲
この新しいアップデートポリシーは下記に影響致します。
最新情報は「Zoom Software Quarterly Lifecycle Policy」をご確認ください。
製品名 | 最低利用バージョン | ||
---|---|---|---|
2024年11月2日 |
2025年2月1日 |
2025年5月3日 |
|
Zoom クライアント (Windows、macOS、Linux、iOS、Android、Intune、Blackberry) |
5.17.5 (Windows, macOS, Linux, Android, iOS, Intune) 5.17.0 (Blackberry) |
6.0.4(Windows) 6.0.2(macOS、Linux、Android、iOS、Intune) 6.0.0(Blackberry) |
未定 |
ZoomRooms (ZoomRoomコントローラー、ホワイトボードを含む) |
5.15.5(Windows、macOS、iPad、専用ハードウェア) 5.14.5(iOS コントローラ、Android コントローラ) |
5.16.5(Windows、macOS、iPad、ハードウェア、iOS コントローラ、Android コントローラ) |
未定 |
Zoom Phone 専用ハードウェア | 5.16.10 | 5.16.5 | 未定 |
VDI クライアント |
5.14.0 | 5.17.10 | 未定 |
VDI プラグイン |
5.15.10 | 5.16.10 | |
バーチャルルームコネクタ* | 5.11.9125.20230811 | * 注を参照 | 未定 |
ミーティングコネクタ* |
4.8.20240130.361 |
* 注を参照 | 未定 |
レコーディングコネクタ* |
5.1.4.169.20230511 |
* 注を参照 | 未定 |
Zoom Node |
Ubuntu 22.04(KVM): 3.0.0.20231201 Ubuntu 22.04(OVA): 3.0.0.20231201 |
Ubuntu 22.04(KVM): 3.0.0.20231201 Ubuntu 22.04(OVA): 3.0.0.20231201 |
未定 |
Zoom Node - ミーティング コネクタ ZC |
5.0.20240112.695 |
5.0.20240710.176 |
未定 |
Zoom Node - ミーティング コネクタ MMR |
4.6.20230222.399 |
5.2.247.0 |
未定 |
Zoom Node - カンファレンス ルームコネクタ ハイブリッド |
該当なし |
5.11.20240412-20034 |
未定 |
Zoom Phone Local Survivability (ZPLS) module |
3.6.0.20240612.55 | 3.9.0.20240823.68 | 未定 |
* 注:
・従来の Zoom ミーティング コネクタおよびレコーディング コネクタ プロダクトは、すでにサポート終了(EOL)となっており、2024 年 11 月以降バージョンが適用されなくなります。
・バーチャル ルームコネクタ オンプレミス サービスは、まもなくサポート終了(EOL)となり、2024 年 11 月以降バージョンが適用されなくなります。バーチャル ルームコネクタを使用している組織は、Zoom Node カンファレンス ルームコネクタ ハイブリッド サービスに移行するか、現在の VRC インスタンスを廃止する必要があります。
これまでどおり Zoom では、Zoom ソフトウェアの最新バージョンを定期的にダウンロードしていただき、最新の状態を維持することを推奨しています。Zoom アプリ内の更新機能やダウンロード センターをご利用いただくことで、Zoom の最新のセキュリティと機能を活用できます。Zoom の旧バージョンを使用しているユーザーは、最新バージョンで解決済みのバグや脆弱性のリスクに晒される可能性があります。
よくある質問
新しいポリシーは、すべての Zoom 製品およびサービス(Zoom Phone、CRCなど)、または Zoom クライアントのみに適用されますか?
このポリシーは、Zoomクライアント(Windows、macOS、Linux、iOS、Android、Intune、Blackberry)、ZoomRoom(ZoomRoom コントローラーとホワイトボードを含む)、Zoom Phone専用ハードウェア、Outlookプラグイン、Chrome および Firefox 用のブラウザスケジューラ拡張機能、VDIクライアントとプラグイン、バーチャルルームコネクタ、ミーティングコネクター、レコーディングコネクター、ミーティングSDK、およびビデオSDKに影響します。詳細は影響範囲をご参照ください。
Zoom RoomやVDIクライアントを自分でアップデートすることができません。どうすれば、Zoom RoomやVDIクライアントをアップデートできますか?
Zoom Room と VDI クライアントは、オーナーまたは管理者のみが更新できます。管理者は、Zoom ウェブポータルから Zoom Room ソフトウェアをリモートでアップデートすることができ、VDI クライアントは VDI 環境を通じて展開されます。
VDI プラグインは、VDI クライアントと一緒にアップデートする必要がありますか?
はい。VDI プラグインと VDI クライアントは、2022年11月5日時点で、上記の表(影響範囲)で詳述されている最低利用バージョンにアップデートする必要があります。お客様は、VDI プラグインと VDI クライアントと同じバージョンにアップグレードすることを強くお勧めします。
最低利用バージョンの適用が近づいているにもかかわらず、アップデートが間に合わなかった場合はどうなりますか?
Zoom にサインインまたはミーティング / ウェビナー参加する前に、Zoom クライアントを現在の最低利用バージョンに更新するよう促されます。すぐにアップデートできない場合は、ブラウザからミーティングに参加するオプションが提供されます。Zoom クライアントが最低利用バージョン以下である場合のみ、ユーザーに通知が送られます。
MSI / GPO 等によるデバイスレベルでアップデート機能を無効にしている場合は、オーナーまたは管理者がアップデートを適用させる必要があります。Chrome や Firefox のスケジューラー拡張機能やZoom Room スケジューラー等の製品については、スケジュール機能が無効になり警告が表示されます。
新しいリリースはどれくらいの頻度で行われますか?
Zoom は、製品の互換性の問題を軽減するために、定期的に新しいバージョンをリリースしています。これらの定期的なリリースサイクルのため、最低利用バージョンと最新バージョンの間に複数のバージョンが存在することになります。過去のリリースサイクルについては、リリースノートをご覧ください。
特定バージョンのリリースがサポートされる期間はどのくらいですか?
Zoom は、特定バージョンが最低利用バージョンを下回る前に、少なくとも9ヶ月間サポートするよう努力します。
どのようにすれば、ユーザーがどのバージョンを実行しているかを確認できますか?
オーナーまたは管理者として、ダッシュボードまたはユーザー管理ページ内で、アカウント内のユーザーがどのバージョンを実行しているかを確認できます。個々のユーザーは、デスクトップクライアントやモバイルアプリで直接バージョンを確認することができます。
最新バージョンのひとつ前にアップデートする等、アップデートするバージョンを選択できますか?
いいえ。Zoom はアプリと Zoom の Web サイトを通じて最新バージョンのみを提供しています。
Zoom の最新バージョンでなくても安全ですか?
Zoom 社は、製品およびサービスのセキュリティを強化し、外部の脅威からお客様を保護することに努めています。ユーザーには、現在のすべてのセキュリティアップデートを含む最新の Zoom ソフトウェアを使用することをお勧めします。また、セキュリティ強化を含むアップデート情報を記載しているリリースノートを見ることをお客様にお勧めします。また、修正された問題の詳細については、Zoom 社のセキュリティ速報をご覧ください。
重大な脆弱性が検出され、修正された場合はどうなりますか? Zoom は追加アップデートや強制アップデートを行うのでしょうか?
セキュリティやその他の問題が緊急に発生した場合、Zoom は強制アップデートまたは迅速なアップデートをリリースすることを選択することがあり、お客様は最も安全なバージョンの最新クライアントにアップデートする必要があります。Zoom は、お客様の安全を確保するために、スケジュール外の強制的なアップデートをリリースまたは適用する権利を留保します。
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参考
Zoomヘルプセンター「Zoom Software Quarterly Lifecycle Policy」:
https://support.zoom.us/hc/en-us/articles/360059429231
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