公開日:2021年10月22日
更新日:2024年2月6日
お客様各位
いつも Zoom をご利用いただきありがとうございます。
Zoom社から「新しいソフトウェアライフサイクルポリシー」のお知らせがございましたのでご案内致します。
概要
- 今後、四半期ごとのスケジュール(11 月、2 月、5 月、8 月の第 1 週末)で最低利用バージョンを適用します。
- 最低利用バージョン適用後、最低利用バージョンを下回るクライアントバージョンはご利用いただけなくなります。
- 次回施行予定のすべての製品とサービスに必要な最低利用バージョンについて、施行3ヶ月前に Zoom 社より通知を配信致します。
- Zoom 社からの通知を受け取るには「Zoom Service Status」の購読(無料)が必要です。購読方法については、Zoomの障害情報や稼働状況を確認する方法をご参照ください。
- 重要なセキュリティまたはコンプライアンス機能について対処が必要になった際には、本バージョンアップデートとは別途追加でバージョンを更新していただく場合がございますので、予めご了承ください。
短期間に複数のバージョンアップデート作業を回避する為、可能な限り常に最新バージョンに更新することをお勧め致します。Zoom社では、ソフトウェアの特定バージョンサポートが満了するまで、少なくとも9ヶ月間サポートするよう努めます。
新しいソフトウェアライフサイクルポリシーの適用理由
この変更は業界の慣行に従ったもので、Zoom ユーザーが最新の Zoom 機能とプラットフォームに対して行われたプライバシーとセキュリティ強化のメリットを受けられるよう徹底するための変更です。
最新のセキュリティや機能を利用するためにも、以下を実施することをお勧め致します。
影響範囲
この新しいアップデートポリシーは下記に影響致します。
最新情報は「Zoom Software Quarterly Lifecycle Policy」をご確認ください。
製品名 | 最低利用バージョン | ||
---|---|---|---|
2024年5月4日 |
2024年8月3日 |
2024年11月2日 |
|
Zoom クライアント (Windows、macOS、Linux、iOS、Android、Intune、Blackberry) |
5.15.5 (Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Intune) 5.15.0 (ブラックベリー) |
5.16.6 (Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Intune) 5.16.0 (ブラックベリー) |
未定 |
ZoomRooms (ZoomRoomコントローラー、ホワイトボードを含む) |
5.14.5 (Windows、macOS、iOS デバイスとコントローラー、アプライアンス) 5.13.5(Android コントローラー) |
5.14.5 (Windows、macOS、iOS デバイスとコントローラー、アプライアンス) 5.13.5(Android コントローラー) |
未定 |
Zoom Phone 専用ハードウェア | 5.14.5 | 5.14.5 | 未定 |
Outlook プラグイン ※1 | 5.11.0 | 5.11.0 | 未定 |
VDI クライアント |
5.14.0 | 5.15.10 | 未定 |
VDI プラグイン |
5.11.9 | 5.14.10 | |
バーチャルルームコネクタ | 5.9.8827.20221230 | 5.11.9125.20230811 | 未定 |
ミーティングコネクタ |
4.8.20240130.361 |
4.8.20240130.361 |
未定 |
レコーディングコネクタ |
5.1.4.169.20230511 |
5.1.4.169.20230511 |
未定 |
Zoom Node |
Almalinux8 (OVA): 2.1.0.20230423054934 Almalinux9 (OVA): 2.3.0.20230715.9 Almalinux9 (KVM): 2.3.0.20230715.1 Ubuntu 22.04 (KVM): 3.0.0.20231201 Ubuntu 22.04 (OVA): 3.0.0.20231201 |
Ubuntu 22.04 (KVM): 3.0.0.20231201 Ubuntu 22.04 (OVA): 3.0.0.20231201 |
未定 |
Zoom Node - ミーティング コネクタ ZC |
4.8.20230316.163 |
4.8.20230316.163 |
未定 |
Zoom Node - ミーティング コネクタ MMR |
4.6.20230222.399 |
4.6.20230222.399 |
未定 |
Zoom Phone Local Survivability (ZPLS) module |
2.6.0.147 | 2.12.0.218 | 未定 |
※1 Outlook プラグインは当面の間適用されませんが、これらのバージョンに更新するか、代わりにOutlook アドインを使用するように移行することを強くお勧めします。
このリリース期間とは関係なく追加のアップデートが必要になる場合があります。 Zoom社 はお客様に、セキュリティ強化に関する詳細な情報はリリースノートを参照することをお勧めしています。
SDK の最小バージョン ポリシーに関する情報については、Zoom マーケットプレイスの開発者向けドキュメントを参照してください。
よくある質問
新しいポリシーは、すべての Zoom 製品およびサービス(Zoom Phone、CRCなど)、または Zoom クライアントのみに適用されますか?
このポリシーは、Zoomクライアント(Windows、macOS、Linux、iOS、Android、Intune、Blackberry)、ZoomRoom(ZoomRoom コントローラーとホワイトボードを含む)、Zoom Phone専用ハードウェア、Outlookプラグイン、Chrome および Firefox 用のブラウザスケジューラ拡張機能、VDIクライアントとプラグイン、バーチャルルームコネクタ、ミーティングコネクター、レコーディングコネクター、ミーティングSDK、およびビデオSDKに影響します。詳細は影響範囲をご参照ください。
Zoom RoomやVDIクライアントを自分でアップデートすることができません。どうすれば、Zoom RoomやVDIクライアントをアップデートできますか?
Zoom Room と VDI クライアントは、オーナーまたは管理者のみが更新できます。管理者は、Zoom ウェブポータルから Zoom Room ソフトウェアをリモートでアップデートすることができ、VDI クライアントは VDI 環境を通じて展開されます。
VDI プラグインは、VDI クライアントと一緒にアップデートする必要がありますか?
はい。VDI プラグインと VDI クライアントは、2022年11月5日時点で、上記の表(影響範囲)で詳述されている最低利用バージョンにアップデートする必要があります。お客様は、VDI プラグインと VDI クライアントと同じバージョンにアップグレードすることを強くお勧めします。
最低利用バージョンの適用が近づいているにもかかわらず、アップデートが間に合わなかった場合はどうなりますか?
Zoom にサインインまたはミーティング / ウェビナー参加する前に、Zoom クライアントを現在の最低利用バージョンに更新するよう促されます。すぐにアップデートできない場合は、ブラウザからミーティングに参加するオプションが提供されます。Zoom クライアントが最低利用バージョン以下である場合のみ、ユーザーに通知が送られます。
MSI / GPO 等によるデバイスレベルでアップデート機能を無効にしている場合は、オーナーまたは管理者がアップデートを適用させる必要があります。Chrome や Firefox のスケジューラー拡張機能やZoom Room スケジューラー等の製品については、スケジュール機能が無効になり警告が表示されます。
新しいリリースはどれくらいの頻度で行われますか?
Zoom は、製品の互換性の問題を軽減するために、定期的に新しいバージョンをリリースしています。これらの定期的なリリースサイクルのため、最低利用バージョンと最新バージョンの間に複数のバージョンが存在することになります。過去のリリースサイクルについては、リリースノートをご覧ください。
特定バージョンのリリースがサポートされる期間はどのくらいですか?
Zoom は、特定バージョンが最低利用バージョンを下回る前に、少なくとも9ヶ月間サポートするよう努力します。
どのようにすれば、ユーザーがどのバージョンを実行しているかを確認できますか?
オーナーまたは管理者として、ダッシュボードまたはユーザー管理ページ内で、アカウント内のユーザーがどのバージョンを実行しているかを確認できます。個々のユーザーは、デスクトップクライアントやモバイルアプリで直接バージョンを確認することができます。
最新バージョンのひとつ前にアップデートする等、アップデートするバージョンを選択できますか?
いいえ。Zoom はアプリと Zoom の Web サイトを通じて最新バージョンのみを提供しています。
Zoom の最新バージョンでなくても安全ですか?
Zoom 社は、製品およびサービスのセキュリティを強化し、外部の脅威からお客様を保護することに努めています。ユーザーには、現在のすべてのセキュリティアップデートを含む最新の Zoom ソフトウェアを使用することをお勧めします。また、セキュリティ強化を含むアップデート情報を記載しているリリースノートを見ることをお客様にお勧めします。また、修正された問題の詳細については、Zoom 社のセキュリティ速報をご覧ください。
重大な脆弱性が検出され、修正された場合はどうなりますか? Zoom は追加アップデートや強制アップデートを行うのでしょうか?
セキュリティやその他の問題が緊急に発生した場合、Zoom は強制アップデートまたは迅速なアップデートをリリースすることを選択することがあり、お客様は最も安全なバージョンの最新クライアントにアップデートする必要があります。Zoom は、お客様の安全を確保するために、スケジュール外の強制的なアップデートをリリースまたは適用する権利を留保します。
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参考
Zoomヘルプセンター「Zoom Software Quarterly Lifecycle Policy」:
https://support.zoom.us/hc/en-us/articles/360059429231
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