概要
スケジュール作成特権は、ユーザーまたは管理者が次の目的で使用できるように設計されています。
- アカウント内のユーザー1名または複数名のユーザーを割り当てまたは委任して、代わりにミーティングやウェビナーをスケジュールします。
- スケジュール作成特権を割り当てられたユーザーは、代理でミーティングを予約することが可能です。 両方のユーザーがウェビナーライセンスを持っている場合は、ウェビナーを予約することも可能です。
- 自分とスケジュール作成特権を割り当てられたユーザーのユーザータイプは、ライセンスユーザーもしくはオンプレミスである必要があります。
- 自分が代理人になっている人のクラウド記録やミーティング/ウェビナーレポートにアクセスします。
- スケジュール作成特権を持つユーザーは、代理でスケジュールしたミーティングの代替ホストとして管理することが可能です。
注意:
- スケジュール作成特権を割り当てられたユーザーは代理でミーティングやウェビナーをスケジュールできるだけでなく、スケジュール作成特権のあるユーザーが予約したすべてのミーティングやウェビナーを確認することができます。
例:1.AさんがBさんにスケジュール作成特権を付与する
2.Bさんはウェブポータルの「ミーティング」または「ウェビナー」画面から、Aさんがスケジュールしたミーティングやウェビナーを過去の分も含めすべて閲覧可能になる - 他のユーザーのミーティングを編集またはキャンセルするときに3003エラーが発生した場合は、スケジュール作成特権が変更されていないか確認してください。 また、自分とスケジュールを作成しているユーザーが両方ともライセンスユーザーであることを確認してください。
- Zoomウェブポータルで他のユーザーにスケジュール権限を割り当てるとき、OutlookまたはGoogleカレンダーで非公開とされている会議を、代理人のユーザーが管理できるかどうかを選択できます。ユーザーがプライベートイベントを管理できない場合、招待リンク、ミーティングやウェビナーの議題、出席者リストを表示することはできません。
スケジュール作成特権が付与されたユーザーが代理でスケジュールする方法については、スケジュール作成特権で他のユーザーのミーティングを代理でスケジュールするをご参照ください。
目次
前提条件
- 両方のユーザーのユーザータイプは、ライセンスユーザーもしくはオンプレミスである必要があります
- 両方のユーザーが同一アカウント内である必要があります
- 管理者によってスケジュール作成特権の設定が有効化されている必要があります
- ウェビナーの場合、両方のユーザーにウェビナーアドオンが付与されている必要があります
-
Zoomプラグイン、アドイン、またはアドオンを通じて別のユーザーのスケジュールを設定する場合は、最新バージョンをインストールします
- Outlook プラグイン
- Outlook アドイン (スケジュール権限は、Windows 10 1909 および Outlook for Mac 2016 バージョン 16.24 以降のアドインでサポートされています)
- Chrome / Firefoxプラグイン
- G Suite アドオン
スケジュール作成特権を設定する
- Zoom ウェブポータルにサインインします。
-
「設定」をクリックします。
- 画面上部の「Search Settings」と記載のある検索ボックスに「スケジュール」と入力し、Enterキーを押下します。
- 「スケジュールする権限」という設定が表示されます。
「スケジュールする権限を付与する人は」の横にある「追加」をクリックします。
- 「ユーザー」のテキストボックスに、スケジュール作成特権を付与したいユーザーのユーザー名かメールアドレスを入力します。
※注意:スケジュール作成特権を付与するユーザーは同一アカウント内、ライセンス済みのユーザーである必要があります。 - (オプション)「追加」をクリックして、スケジュール作成特権を割り当てるユーザーを複数名追加することができます。
※注意:スケジュール作成特権を割り当てることができるユーザーの数に制限はありませんが、6 名のみに制限されているように見える場合があります。「追加」をクリックした後、リストをスクロールして追加の行を表示し、スケジュール作成特権を割り当てます。 - (オプション)ユーザーがプライベートイベントを管理し、その詳細を表示できるようにする場合は、「私の非公開イベントを管理できる」チェック ボックスにチェックを付けます。
※注意:スケジュール作成特権を持つユーザーにはプライベートイベントが表示されますが、プライベートイベントの管理が許可されていない場合、詳細は非表示になります。 - 「保存」をクリックします。
- (オプション)管理者によって有効にされている場合は、「スケジュールミーティングの以下のデータへのアクセスを許可する」下部の「クラウド記録」のチェックボックスにチェックを付けます。
チェックを付けると、スケジュール作成特権を持つユーザーがスケジュールされたミーティングやウェビナーのクラウド記録にアクセスして管理できるようにします。 - (オプション)管理者が有効にしている場合は、「スケジュールミーティングの以下のデータへのアクセスを許可する」下部の「レポート」のチェックボックスにチェックを付けます。
チェックを付けると、スケジュール作成特権を割り当てられたユーザーが、自分が代理を務めるミーティングやウェビナーで作成されたレポートにアクセスできるようになります。 - 「保存」をクリックします。
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ユーザーが正常に割り当てられると、「スケジュールする権限を付与する人は」の下に追加したユーザーのメールアドレスが表示されます。
※注意:スケジュールを設定する前に、Zoomデスクトップクライアントからサインアウトしてから再度サインインする必要があります。
参考
Zoomヘルプセンター「Scheduling privilege」:
https://support.zoom.us/hc/en-us/articles/201362803
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