ミーティング内チャットを有効にする

概要

チャット機能を使用すると、参加者はミーティング中に他の人とチャットでメッセージのやり取りを行うことができます。
ホストとして、参加者がチャットできる相手を制御することもできます。
また、すべての参加者のチャット機能を無効にしたり、プライベートチャットを無効にして、参加者が他の参加者にプライベートメッセージを送信できないようにすることもできます。

アカウントのオーナーと管理者は、アカウント内のすべてのユーザーまたはアカウント内の特定のグループに対してチャットを有効または無効にできます。
ユーザーは、ミーティングを主催するときに、チャット機能を有効または無効にすることもできます。

目次

• 前提条件
• 設定方法
• その他の設定
  • 「デフォルトでは、次のユーザーとのチャットが参加者に許可されます」
  • 「ミーティングからチャットを保存することをユーザーに許可する」
  • 「チャットできるのはアカウント内のユーザーのみです」

前提条件

• ミーティングのホスト権限
• Zoomデスクトップクライアント（WindowsまたはmacOS）
  • バージョン4.x（ホストおよび参加者がチャットアクセスを制御するためのもの）
• Zoomモバイルクライアント（iOSまたはAndroid）
  • バージョン4.x（ホストと参加者がチャットへのアクセスをコントロールするためのもの）

設定方法

1. Zoomウェブポータルにサインインします。
   
2. 次のいずれかにアクセスします。
   • アカウント設定
     アカウントのオーナーまたは管理者がアカウント全体の設定を変更する場合は、「管理者」＞「アカウント管理」＞「アカウント設定」の順にクリックします。
     ※「アカウント設定」へのアクセスにはオーナーまたは管理者である必要があります。
     
     
   • グループ設定
     アカウントのオーナーまたは管理者がユーザーのグループの設定を変更する場合は、「管理者」＞「ユーザー管理」＞「グループ」の順にクリックし、リストから該当するグループ名の「表示」をクリックします。
     ※「グループ」へのアクセスにはオーナーまたは管理者またはグループ管理者である必要があります。
     
     
   • ユーザー設定
     ライセンスを付与されたホストが設定を変更する場合は、「個人」＞「設定」をクリックします。
     
     
3. 画面を下にスクロールすると、「ミーティングにて（基本）」という項目の中に、「ミーティング チャット」という箇所があります。「ミーティング チャット」設定を有効にします。
   
4. 「"ミーティング チャット" を有効にする」という画面が表示された場合は、「有効にする」をクリックします。
   ※「ミーティング チャット」を有効にすると、「ミーティング チャット - ダイレクト メッセージ」と「ミーティング チャット - 自動保存」の機能も有効になります。
   
5. （オプション）アカウント内もしくはグループ内のすべてのユーザーに設定を強制させたい場合は、鍵型アイコンをクリックします。
   

その他の設定

以下の設定を変更した場合は必ず「保存」（）ボタンをクリックしてください。

「デフォルトでは、次のユーザーとのチャットが参加者に許可されます」

ミーティングの参加者が、ミーティング内のチャットを使って誰とチャットできるかを指定します。
このオプションは、ミーティング開始時にデフォルトとして設定を保存します。
※この設定は、ホストがクライアントバージョン5.7.3以降を使用する必要があります。

「ミーティングからチャットを保存することをユーザーに許可する」

ミーティング中にチャットを保存することをユーザーに許可します。
このオプションを有効にする場合、チャットを保存できるユーザーを選択します。

「チャットできるのはアカウント内のユーザーのみです」

外部ユーザーがチャットをできないようにします。
チャット可能なユーザーは、ホストと同一アカウント内のユーザーのみです。

参考

Zoomヘルプセンター「Enabling or disabling in-meeting chat」：

https://support.zoom.us/hc/en-us/articles/115004809306