概要
ミーティングやウェビナーでは、発表者が他の参加者にスライド操作を与えることができます。
これにより、他の参加者は、発表者のためにスライドの進行を操作したり、自分の部分を発表するときにスライドを操作することができます。
この機能により、発表者にスライドの変更を依頼する必要がなくなり、ミーティングやプレゼンテーションの流れが中断されることがなくなります。
ミーティングでは複数の参加者に、ウェビナーでは複数のパネリストに、スライド操作を行うことができます。
前提条件
- デスクトップクライアント
- Windows:バージョン5.8.3 以降
- MacOS:バージョン5.8.3 以降
- サポートされているプレゼンテーションソフトウェア
- Keynote
- Googleスライド
- Microsoft PowerPoint
- Office 365 PowerPoint
スライド操作を有効にする方法
アカウント設定
- アカウント設定を編集する権限のある管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
- 管理者>アカウント管理>アカウント設定 の順にクリックします。
下記画面が表示されます。 - 画面を下にスクロールすると、[ミーティングにて(基本)]という項目の中に、
[スライド操作]という箇所がございます。
[スライド操作]設定が有効であることを確認します。
設定が無効の場合、トグルを切り替え、設定を有効にします。
認証ダイアログが表示されますので、[有効にする] を選択します。
▼アカウント内のすべてのユーザーにこの設定を強制させる方法
a.鍵型アイコンをクリックします。
以下の注意書きが表示された場合は、「画面共有」機能をロックします。
※スライド操作をロックするには、「画面共有」機能をロックする必要があります。
b.「"スライド操作"をロックする」画面が表示されます。
内容を確認し、[ロック] をクリックします。
グループ設定
グループは事前に作成する必要があります。
作成方法につきましては下記の記事をご参照ください。
・5.グループを新たに追加する
- グループ設定を編集する権限のある管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
- 管理者>ユーザー管理>グループ管理 の順にクリックします。
下記画面が表示されます。 - 設定を有効にしたいグループの[View]ボタンをクリックします。
- 「プロフィール」タブが表示されます。
- 「ミーティング」タブをクリックします。
以下のような画面が表示されます。 - 画面を下にスクロールすると、[ミーティングにて(基本)]という項目の中に、
[スライド操作]という箇所がございます。
[スライド操作]設定が有効であることを確認します。
※設定が無効の状態でグレーアウトし、トグル切り替えができない場合は、
管理者様が設定を制限しています。管理者様へ別途ご相談ください。
設定が無効の場合、トグルを切り替え、設定を有効にします。
認証ダイアログが表示されますので、[有効にする] を選択します。
▼グループ内のすべてのユーザーにこの設定を強制させる方法
a.鍵型アイコンをクリックします。
以下の注意書きが表示された場合は、「画面共有」機能をロックします。
※スライド操作をロックするには、「画面共有」機能をロックする必要があります。
b.「"スライド操作"をロックする」画面が表示されます。
内容を確認し、[ロック] をクリックします。
ユーザー設定
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- 個人>設定>ミーティングタブ の順にクリックします。
下記画面が表示されます。 - 画面を下にスクロールすると、[ミーティングにて(基本)]という項目の中に、
[スライド操作]という箇所がございます。
[スライド操作]設定が有効であることを確認します。
設定が無効の場合、トグルを切り替え、設定を有効にします。
※設定が無効の状態でグレーアウトし、トグル切り替えができない場合は、
管理者様が設定を制限しています。管理者様へ別途ご相談ください。
ミーティングやウェビナーでのスライド操作の使い方
スライド操作の割り当て方法
- ミーティングまたはウェビナーを開催するか、ミーティングまたはウェビナーに参加します。
- Keynote、PowerPoint、またはGoogle Slidesでスライドショーを開始します。
- Zoomデスクトップクライアントで、スライドショーを開始したKeynote、PowerPoint、またはGoogle Slidesのプレゼンテーションの共有を開始します。
注意:この時スライドショーを開始している画面を選択してください。画面全体の共有や発表者ツールを共有した場合、本機能は動作しませんのでご注意ください。
参考:Keynote、PowerPoint、Google Slidesのプレゼンテーションの共有に関する内容は以下の記事をご確認ください。
▼Zoom サポートページ PowerPoint プレゼンテーションの画面共有
https://support.zoom.us/hc/ja/articles/203395347 - 共有ツールバーの「スライド操作」をクリックします。
注:このオプションは、プレゼンテーションモードになっているときにのみ利用できます。
- スライド操作を行いたい参加者を1人または複数選択します。
参加者を選択するとスライド操作ボタンが更新され、アイコンの横にスライド操作権を持つ参加者の数が表示されます。
参加者にスライド操作を割り当てた後は、共有を続ける限り、その参加者はスライド操作を行うことができます。
スライド操作は、プレゼンテーションモードを終了すると消えますが、再びプレゼンテーションを開始すると表示されます。
また、「スライド操作を停止」ボタンをクリックするか、共有を完全に停止することで、すべてのスライド操作権限を取り消すことができます。
スライド操作の使い方
スライド操作へのアクセス権が与えられ、プレゼンターがプレゼンテーションモードに入ると、バナーによる通知が表示され、アクセス権が与えられたことが通知されます。
スライド操作は、プレゼンテーションビューの左下隅に表示されます。
左矢印ボタンと右矢印ボタンをクリックする、またはキーボードの左矢印キーと右矢印キーでの操作で、プレゼンテーションが前後に移動します。
参考
Zoomヘルプセンター「Controlling slides shared by another participant」:
コメント
0件のコメント
記事コメントは受け付けていません。