概要
「認証されているユーザーしかミーティングに参加できません」オプションを選択すると、参加者はミーティングまたはウェビナーに参加する前にZoomにサインインする必要があります。これは、参加者リストを認証済みユーザーまたは特定の組織のユーザーに制限したい場合に便利です。
注意:参加者がZoomアカウントを持っていない場合、この設定を有効にするとミーティングまたはウェビナーに参加できなくなります。
前提条件
- Pro、Business、Education、またはEnterpriseアカウント
- Zoomデスクトップクライアント:
- Windows:5.0.0(23168.0427)以降
- macOS:5.0.0(23161.0427)以降
- Zoomモバイルアプリ:
- Android:5.0.0(23161.0427)以降
- iOS:5.0.0(23161.0427)以降
認証プロファイルを有効にする
アカウント設定
- アカウント設定を編集する権限のある管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
- アカウント管理>アカウント設定 の順にクリックします。
下記画面が表示されます。 - 画面を下にスクロールすると、[セキュリティ]という項目の中に、
[認証されているユーザーしかミーティングに参加できません]という箇所がございます。
[認証されているユーザーしかミーティングに参加できません]設定が有効であることを確認します。
※本設定はウェビナーにも適用されます。
設定が無効の場合、トグルを切り替え、設定を有効にします。
認証ダイアログが表示されますので、[有効にする] を選択します。
▼アカウント内のすべてのユーザーにこの設定を強制させる方法
a.鍵型アイコンをクリックします。
b.「"認証されているユーザーしかミーティングに参加できません" をロックする」画面が表示されます。
内容を確認し、[ロック] をクリックします。
※本設定はウェビナーにも適用されます。
グループ設定
グループは事前に作成する必要があります。
作成方法につきましては下記の記事をご参照ください。
・5.グループを新たに追加する
- グループ設定を編集する権限のある管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
- 管理者>ユーザー管理>グループ管理 の順にクリックします。
下記画面が表示されます。 - 設定を有効にしたいグループの[表示]ボタンをクリックします。
- 「プロフィール」タブが表示されます。
- 「ミーティング」タブをクリックします。
以下のような画面が表示されます。 - 画面を下にスクロールすると、[セキュリティ]という項目の中に、
[認証されているユーザーしかミーティングに参加できません]という箇所がございます。
[認証されているユーザーしかミーティングに参加できません]設定が有効であることを確認します。
※本設定はウェビナーにも適用されます。
※設定が無効の状態でグレーアウトし、トグル切り替えができない場合は、
管理者様が設定を制限しています。管理者様へ別途ご相談ください。
設定が無効の場合、トグルを切り替え、設定を有効にします。
認証ダイアログが表示されますので、[有効にする] を選択します。
▼グループ内のすべてのユーザーにこの設定を強制させる方法
a.鍵型アイコンをクリックします。
b.「"認証されているユーザーしかミーティングに参加できません" をロックする」画面が表示されます。
内容を確認し、[ロック] をクリックします。
※本設定はウェビナーにも適用されます。
認証プロファイルを作成する
アカウントオーナーおよび管理者は、「ミーティング認証オプション」を追加することが可能です。
認証設定は、信頼できるドメインから認証された参加者のみを招待したい場合に便利です。
また、異なる組織からの参加者を含むミーティングまたはウェビナーを安全に行うことができます。
注意:
・「ミーティング認証オプション」は、「認証されているユーザーしかミーティングに参加できません」機能を有効にした後、ミーティングまたはウェビナーに適用されます。
- アカウント設定/グループ設定/ユーザー設定のいずれかを開き、
[認証されているユーザーしかミーティングに参加できません]設定の下に表示されている
「ミーティング認証オプション」の「+構成を追加」をクリックします。 - 「認証構成」という画面が表示されます。
- 「認証方法を選択してください」のドロップダウンメニューから認証方法を選択します。
設定項目 説明 Signed-in users in my account アカウントにサインインしているユーザーのみ、ミーティングまたはウェビナーに参加できるようにします。 指定したドメインのZoomにサインインします メールアドレスに特定のドメインが含まれるZoomユーザーをミーティングまたはウェビナーに参加できるようにします。
ドメインはカンマで区切って複数指定することも、ワイルドカードで指定することもできます。また、ドメインを含むCSVファイルをアップロードすることもできます。外部のシングルサインオン(SSO)にサインインします ユーザーがサードパーティの認証サービスで認証を受ける必要があるようにルールを指定できます。 - 必要に応じて、各項目を入力します。
▼「Signed-in users in my account」を選択した場合
▼「指定したドメインのZoomにサインインします」を選択した場合
▼「外部のシングルサインオン(SSO)にサインインします」を選択した場合 - 「保存」をクリックします。
※「+構成を追加」をクリックすると、さらに認証方法を追加することができます。
認証例外を許可する
認証プロフィールが有効になっている場合、ホストが指定した外部参加者に対してミーティング参加への認証例外を許可できます。 例えば、学校が IDP 認証された参加者にのみミーティングへの参加を限定している場合、ゲスト講師に認証例外を許可することで、ゲスト講師もミーティングに参加できるように設定することが可能です。
注意:
・管理者が特定のドメインの参加者に対してミーティングの参加をブロックした場合、ホストがミーティングの認証例外としてそれらを追加すると、ブロックされたドメインに一致する参加者は制限をバイパスし、ミーティングに参加することが可能です。
・定期ミーティングで認証例外を使用する場合、シリーズ内の1つのオカレンスを編集すると、その編集したオカレンスについて、その参加者に認証例外メールを再送信する必要があります。このオカレンスのリンクは、その編集されたオカレンスに固有のものであり、シリーズ内の他のセッションには適用されません。
この機能は、アカウントまたはグループレベルで有効にできます。ユーザーは設定を表示できますが、変更することはできません。
- アカウント設定またはグループ設定で認証プロファイルを有効にします。
- [認証例外を許可する]のチェックボックスをオンにします。
- 待機室が無効になっている場合に、電話で参加するユーザーがミーティングに参加できるかどうかを決定するオプションを選択します。
- 「保存」をクリックし、設定を保存します。
参考
Zoomヘルプセンター「Allowing only authenticated users in meetings」:
https://support.zoom.us/hc/en-us/articles/360060549492
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