概要
Zoomのアプリケーションをインストールできない参加者は、ブラウザでミーティングやウェビナーに参加することができます。
本記事では、ユーザーがミーティングの参加URLをクリックした際に、「ブラウザから参加してください」 リンクを表示する方法について説明いたします。
なお、「ブラウザから参加してください」リンクをクリックすると、名前を入力する画面が表示され、ミーティングに参加することができます。
注意:
- Zoomウェブクライアントで利用できる機能には一部制限があります。詳細についてはZoom社ヘルプセンター「デスクトップクライアント、モバイルアプリ、ウェブクライアントの比較」をご参照ください。
- 「ブラウザから参加する」のリンクを参加者に表示するには、ミーティングのホストがE2EE(エンドツーエンド暗号化)を無効にしている必要があります。
- デフォルトでは、Webクライアントから参加する参加者はZoomアカウントへのサインインを必要としませんが、ホスト側で認証を要求することができます。
前提条件
- アカウントオーナーまたは管理者権限
設定方法
アカウント設定
- アカウント設定を編集する権限のある管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
- 管理者>アカウント管理>アカウント設定 の順にクリックします。
下記画面が表示されます。 - 画面を下にスクロールすると、[ミーティングにて(詳細)]という項目の中に、
[「ブラウザから参加する」リンクを表示します]という箇所がございます。
[「ブラウザから参加する」リンクを表示します]設定が有効であることを確認します。
設定が無効の場合、トグルを切り替え、設定を有効にします。
認証ダイアログが表示されますので、[有効にする] を選択します。
▼アカウント内のすべてのユーザーにこの設定を強制させる方法
a.鍵型アイコンをクリックします。
b.「"「ブラウザから参加する」リンクを表示します"をロックする」画面が表示されます。
内容を確認し、[ロック] をクリックします。
グループ設定
グループは事前に作成する必要があります。
作成方法につきましては下記の記事をご参照ください。
・5.グループを新たに追加する
- グループ設定を編集する権限のある管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
- 管理者>ユーザー管理>グループ管理 の順にクリックします。
下記画面が表示されます。 - 設定を有効にしたいグループの[View]ボタンをクリックします。
- 「プロフィール」タブが表示されます。
- 「ミーティング」タブをクリックします。
以下のような画面が表示されます。 - 画面を下にスクロールすると、[ミーティングにて(詳細)]という項目の中に、
[「ブラウザから参加する」リンクを表示します]という箇所がございます。
[「ブラウザから参加する」リンクを表示します]設定が有効であることを確認します。
設定が無効の場合、トグルを切り替え、設定を有効にします。
認証ダイアログが表示されますので、[有効にする] を選択します。
▼グループ内のすべてのユーザーにこの設定を強制させる方法
a.鍵型アイコンをクリックします。
b.「"「ブラウザから参加する」リンクを表示します"をロックする」画面が表示されます。
内容を確認し、[ロック] をクリックします。
ユーザー設定
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- 個人>設定>ミーティングタブ の順にクリックします。
下記画面が表示されます。 - 画面を下にスクロールすると、[ミーティングにて(詳細)]という項目の中に、
[「ブラウザから参加する」リンクを表示します]という箇所がございます。
[「ブラウザから参加する」リンクを表示します]設定が有効であることを確認します。
設定が無効の場合、トグルを切り替え、設定を有効にします。
※設定が無効の状態でグレーアウトし、トグル切り替えができない場合は、
管理者様が設定を制限しています。管理者様へ別途ご相談ください。
参考
Zoomヘルプセンター「Enabling or disabling Show a "Join from your browser" link」:
https://support.zoom.us/hc/en-us/articles/115005666383
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