概要
クラウド記録では以下のようなことを行うことができます。
- ライセンスユーザーに対して自動的に有効になります
- Zoom デスクトップクライアント、Zoom モバイルアプリで開始できます
- ビデオ、オーディオ、およびチャットのテキストがZoomクラウドに記録されます
- アクティブスピーカー、ギャラリービュー、共有画面など、複数の異なるレコーディングレイアウトで記録することができます
- コンピューターにダウンロードするか、ブラウザよりストリーミング再生で視聴することができます
- クラウド記録の視聴時にパスコードを要求したり、有効期限を設定したりすることもできます
前提条件
- Pro、Business、またはEnterpriseアカウント
- ライセンスユーザー
- Zoom デスクトップクライアント
- Windows:3.5以降
- macOS:3.5以上
- Linux: 3.5以降
- Zoom モバイルアプリ
- Android:3.5以上
- iOS: 3.5以上
クラウドレ記録の制限
- クラウドの記録を視聴できるようにするための処理に、おおよそ記録した時間の約2倍かかります。場合によっては最大24時間ほどかかかるケースもあります。
例.ミーティングで30分のクラウド記録を実施した場合、処理時間は30〜60分ほどかかります。 -
クラウド記録は、非言語的なフィードバックやミーティングリアクションを記録しません 。
- クラウド記録のセキュリティ保護の観点から、クラウド記録をWebサイトに埋め込むことはできません。
設定方法
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- 以下のいずれかをクリックします。
■アカウント設定
アカウントのオーナーまたは管理者がアカウント全体の設定を変更する場合は、「管理者」>「アカウント管理」>「アカウント設定」 の順にクリックします。
■グループ設定
アカウントのオーナーまたは管理者がユーザーグループの設定を変更する場合は、「管理者」>「ユーザー管理」>「グループ管理」の順にクリックします。
設定を有効にしたいグループの[表示]ボタンをクリックします。
■ユーザー設定
ライセンスを取得しているホストの場合は、「個人」>「設定」の順にクリックします。 - 「記録」タブをクリックします。
- トグルをクリックして、以下の設定を有効または無効にします。
注意:一部の設定は、アカウントオーナーとアカウントレベルおよびグループレベルの管理者のみが利用できます。
項目名 | 説明 |
---|---|
クラウド記録の共有を認める |
ホストがクラウド記録を他のユーザーに共有することを許可します。 |
自動記録 |
ホストにミーティングの自動記録を許可します。 ミーティングの開始と同時に記録が開始されます。 |
ホストがクラウドレコーディングにアクセスすることを制御します |
ホストが自身のクラウド記録を閲覧できないようにします。 |
クラウド記録ダウンロード |
ホストが共有しているクラウド記録の共有リンクから、視聴者が記録をダウンロードできるようにします。 注意:ホストのみがクラウド記録をダウンロードできるようにする場合は、[クラウド記録をダウンロードできるのはホストのみです]にチェックをつけます。 |
IPアドレスアクセスコントロール |
指定したIPアドレス範囲からのみ、クラウド記録へのアクセスを許可します。 この設定は、公開または認証済みユーザーに対して共有されているクラウド記録に適用されます。 クラウド記録が認証済みユーザーに共有されている場合、同じアカウントでサインインしたユーザーが記録を表示するには、そのIPアドレス範囲からアクセスする必要があります。 |
クラウド記録の視聴前にユーザーに認証を求める |
ホストは、視聴者に対してクラウド記録を視聴する前に、Zoomアカウントへのサインインなどの認証を要求することができます。 |
記録をデフォルトでオンデマンドに設定する |
ホストは、視聴者に対してクラウド記録を視聴する前に登録を要求することができます。 注意:ウェビナーの場合、オンデマンド記録の登録は、PayPalの統合、参加者の電子メール、参加後のリンク、アンケートに対応していません。 |
共有されているクラウドレコーディングにアクセスするにはパスコードが求められます |
クラウド記録に対して視聴する前にパスコードを要求することができます。 既存のクラウド記録に対してもパスコードを要求したい場合、「既存のクラウドレコーディングにアクセスするにはパスコードが求められます」にチェックをつけます。 |
最低限のパスコードの強度要件を設定 |
パスコードの最小要件を決めることができます。 |
視聴者はトランスクリプトを参照できます |
ホストが共有しているクラウド記録の共有リンクを持つ視聴者は、クラウド記録のトランスクリプトを表示できるようになります。 |
視聴者はチャットを見ることができる |
共有リンクを持つユーザーは、クラウド記録のチャット履歴を表示できるようになります。 この設定は、新しく生成されたクラウド記録にのみ適用されます。 |
ホストはクラウド記録を削除できます | ホストが自身のクラウド記録を削除できるようにします。 この設定を無効にすると、オーナーまたは管理者のみが「アカウント管理」>「録画管理」より記録を削除することができます。 |
指定された日数が経過した後、クラウドレコーディングを削除します |
指定した日数が経過すると、クラウド記録を自動で削除します。 注意:自動削除は1日に1回しか行われません。場合によっては、指定された日数から1日後に自動削除が行われます。 |
ゴミ箱から削除されたクラウドレコーディングの復元を許可します |
削除したクラウド記録をゴミ箱から復元できるようにします。 この設定を有効にすると、削除されたクラウド記録は30日間ゴミ箱に保存されます。 |
クラウド記録利用可能時の登録URLへのプッシュ通知 |
クラウド記録が完了したときに、Webhooksをトリガーする通知を許可します。 この設定は管理者がロックすることはできません。 |
レコーディング通知 - Zoom Client |
Zoomクライアントで参加するユーザーに対して、ミーティングが記録されていることを通知します。 通知対象は、すべての参加者 または ゲストのみ(ホストと同じアカウントに所属しているユーザーではない参加者のこと)に設定することが可能です。 |
レコーディング通知 - 電話ユーザー |
電話で参加するユーザーに対して、ミーティングが記録されていることを通知します。 電話で参加するユーザーに対して同意を要求したり、録画が開始/再開する毎に通知をするかどうかを選択できます。 |
ミーティングをWORM状態(write once, read many)で録画する |
ウェブポータルサイトでクラウド記録の編集や削除ができなくなります。 注意: |
参考
Zoomヘルプセンター「Managing cloud recording settings」:
https://support.zoom.us/hc/en-us/articles/360060240972
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