概要
共有コンテンツ用の内蔵ビデオプレーヤーを使用すると、ミーティングやウェビナーでのビデオクリップ共有がこれまで以上に簡単にできるようになります。共有画面やアプリケーションの一部としてではなく、内蔵プレーヤーでビデオを共有すると、共有ビデオの品質が向上し、視聴者にスムーズで安定した視聴体験を提供できます。
前提条件
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Zoomデスクトップクライアント
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Windows: 5.4.3以降
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MacOS: 5.4.3以降
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プロセッサ
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4コア以上
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ネットワーク帯域幅
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全画面HDの場合、上り/下り1.5Mbps以上
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ビデオ対応ファイル
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MOVまたはMP4ビデオファイル
注意:mov、mp4ともにH.264 AVCコーデックのみ対応
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- Zoomアカウントにサインインしている
操作方法
ビデオを共有する
- Zoomデスクトップクライアントにサインインします。
- Zoomミーティングを開始または参加します。
- ミーティングコントロールの[画面の共有]をクリックします。
- [詳細]タブに切り替え、[ビデオ]を選択して、[共有]をクリックします。
- 共有したいビデオを選択し、[開く]をクリックします。
- ビデオがZoomで開かれ、他の参加者に見えるようになります。
注意:
- この機能を使用すると、自動的に「ビデオクリップに最適化」が有効になります。これは一般的にビデオの共有に推奨される設定ですが、フレームレート向上のために解像度を1080p/720pに制限してダウンスケールします。この設定は手動で無効にすることもでき、より高い解像度で表示が可能になりますが、フレームレートが重要でない場合のみ使用することをお勧めします。
- このオプションを使用するには、デスクトップクライアントにサインインしている必要があります。
ビデオの再生コントロール
ビデオ共有中、共有者には再生コントロールが表示され、以下の機能を利用できます。
(他の参加者には再生コントロールは表示されません)
機能名 | 説明 |
---|---|
①再生/一時停止 | ビデオの再生を開始または一時停止します。 |
②経過時間 | 再生しているビデオの経過時間が表示されます。 |
③ビデオの総尺 | ビデオファイル全体の長さが表示されます。 |
④再生スライダ | ビデオ再生範囲の他のポイントにスキップできます。 |
⑤音量 | 共有するビデオの音量を調整できます。 |
⑥全画面 | ビデオを全画面表示にできます。 |
ビデオ共有のメリット
デスクトップ共有やアプリケーション共有を使用する場合、ビデオの解像度はCPU使用率、画面解像度、グラフィックカード、OSのグラフィックシステム機能に依存します。さらに、ビデオの解像度が1080pより大きい場合、必要な帯域幅を最小限に抑えながらコンテンツを最適化するために、Zoomは自動的に解像度を1080p(または720p)にダウングレードします。特定のアプリケーション共有や、画面一部のみの共有など、ビデオの共有方法によっては、さらにCPUリソースが必要となり、共有者はビデオ共有とミーティングの両方の品質に影響を与える可能性があります。
しかし、ビデオ共有を使用すると、Zoomはファイルから直接ビデオをエンコードして共有するため、標準的なコンテンツ共有の制限要因を効果的に回避できます。Zoomクライアントがエンコードと共有を処理することで、共有側のCPU使用率を最小限に抑え、より高いフレームレートとよりスムーズなビデオ再生が可能になります。
参考
Zoomヘルプセンター「Sharing a Video with Sound During Your Meeting」:
https://support.zoom.us/hc/en-us/articles/360051673592
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