概要
ホストは、ウェビナーセッションブランディングを使用して、パネリストの表示方法などウェビナーの外観をより自由にコントロールすることができます。ホストは、ビデオタイルの背後に壁紙をアップロードしたり、パネリストのバーチャル背景を設定したり、パネリストに名前タグをカスタマイズすることができます。
ウェビナーセッションのブランディングには、以下のカスタマイズが含まれます。
- 壁紙イメージ
- ホストは、ビデオタイルや共有コンテンツの背後に表示されるブランドイメージの壁紙をアップロードすることができます。
- バーチャル背景の共有
- ホストは、各パネリストにバーチャル背景を設定でき、パネリストがウェビナーに参加したときに自動的に適用されます。
- 名前タグ
- ブランドカラーに合わせてカスタマイズ可能な名前タグを追加できます。名前タグは、パネリストの参加時に自動的に適用され、パネリストのビデオがオンの時に表示されます。
これらのカスタマイズを使用して、次のことを考慮するようにしてください。
- バーチャル背景や名前タグと、その背後にある壁紙イメージをどのようにコーディネートするか。
- 壁紙イメージにテキストが含まれる場合、表示されるパネリストのビデオ数により、そのテキストがビデオによって隠れてしまわないか。
- 組織のカラーやプレゼンテーションのテーマに合わせた、名前タグのカラーコーディネートになっているか。
- カスタムギャラリービューの順序を使用して、ビデオ配置を調整できているか。
- 名札のテンプレートを追加で作成し、バーチャル背景を追加でアップロードしておくと、ウェビナー中に参加者のブランディングを調整することができます。
前提条件
- Zoomデスクトップクライアント
- Windows:5.10.0以降
- macOS:5.10.0以降
- Zoomモバイルクライアント
- iOS:5.10.0以降
- Android:5.10.0以降
- Zoomウェブクライアント
- Zoomウェビナーまたは Zoom Event ライセンスのある有料アカウント
注意:
- クライアントバージョンが 5.10.0 より古いバージョンから参加したパネリストは、割り当てられたバーチャル背景や名前タグを受け取れず、壁紙イメージも見ることができません。
- クライアントバージョンが 5.10.0 より古いバージョンから参加した参加者は、壁紙イメージや名前タグを見ることができません。ただし、パネリストが設定したバーチャル背景は表示されます。
ウェビナーセッションブランディングの制限
- クラウド録画とライブストリーミングへのウェビナーセッションブランディングの適用はサポートされていません。
- バージョン 5.8.3 から 5.9.6 (macOS のみ) の参加者は、ウェビナーセッションブランディングを有効後に、パネリストの名前タグが空のままだとブラックボックスが表示されます。これを避けるため、参加者の中に最新バージョンを持っていない人がいると予想される場合、ウェビナーセッションブランディングを使用する際にパネリストへ名前タグを使用することを推奨しています。
ウェビナーセッション中にブランディングの外観を管理する方法
Zoomはウェビナーの前にブランディングを構成することを推奨していますが、ホストは各パネリストとウェビナー中にパネリストに昇格した参加者のブランディングの外観をウェビナー中に調整することができます。
- 調整するビデオ映像にカーソルを合わせ、省略記号
ボタンをクリックし、「パネリストの外観を変更」をクリックします。
- 「パネリストの外観を変更」という画面が表示されます。
- 「名前タグ」を選択し、「氏名」「説明」「ジェンダー代名詞」を入力し、バーチャル背景を選択します。
- 「適用」をクリックします。
参考:
Zoomヘルプセンター「Using Webinar Session Branding」:
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