概要
Zoomクライアントには、雑音を抑制する機能があります。これを有効にすることにより参加者のマイクから拾われてしまう紙をめくる音、キーボードの入力、PCなどのファンのノイズ、犬の吠え声などの背景雑音を抑制することができます。
初期設定では、Zoomは自動的に雑音の抑制を実行しますが、会議に参加する際の周辺環境に基づいて、抑制レベルを変更できます。
前提条件
- Windows、macOSのZoomクライアントアプリのバージョンが5.2.0以上であること
操作方法
- Zoomクライアントアプリを起動し、歯車マーク(設定)をクリックします。
- 「オーディオ」タブをクリックします。
- 「背景雑音を抑制」にあるプルダウンからノイズ抑制レベルを選択します。デフォルトでは、「自動」が設定されています。
- 自動:デフォルトの設定です。必要に応じて適度な背景雑音の抑制レベルを適用します。背景で検出された音に基づいて、背景雑音をブロックするための設定を自動調整します。音楽が検出された場合、その音楽は背景雑音として扱われません。
- 低:抑制は最小限になります。低レベルの持続的な雑音をブロックします。
※この設定は、元の音質を可能な限り保持するため、気軽に音楽を再生するのに最適です。音楽を再生するときに最高品質を求めるには、「詳細」設定から「ミーティング内オプションをマイクから"オリジナルサウンドを有効化"に表示」の使用をご検討ください。 - 中:PCなどのファンの音、ペンのクリック音など、標準的な環境での背景雑音の低減と除去に最適です。
- 高:雑音の抑制レベルが最も強力になり、紙をめくる音や、キーボード入力などの雑音が除去されます。
※このオプションを有効にすると、 CPU使用率が上がる可能性があります。
参考
Zoomヘルプセンター「Background noise suppression」:
https://support.zoom.us/hc/en-us/articles/360046244692
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