概要
クラウド記録を有効にすると、ホストは Zoomクラウド上にミーティングやウェビナーの内容を録画することができます。デフォルトでは、この設定はすべてのライセンスユーザーに対して自動的に有効になります。
自動録画などのホストのクラウド記録管理設定を変更したり、クラウド記録を表示するためにパスコードを要求したり、クラウド記録の削除期間を設定することもできます。ホストは、必要に応じて、クラウド記録の基本設定と詳細設定の個々のクラウド記録設定を変更できます。
※注:以前にクラウド記録を作成できたが、無料アカウントまたはベーシック(ライセンスなし)ユーザーにダウングレードされた場合、30日以内に有料アカウントのライセンスユーザーになるまで、これらの録画にアクセスすることはできません。30日を過ぎると、お客様のクラウド記録は削除されるように設定されています。
目次
前提条件
- Pro、Business、Education、Enterpriseのいずれかのアカウント
- アカウントオーナーまたは管理者権限
- ライセンスユーザー
クラウド記録の制限
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クラウド記録を視聴できるようにするための処理に、おおよそ記録した時間の約2倍かかります。場合によっては最大24時間ほどかかかるケースもあります。
例.ミーティングで30分のクラウド記録を実施した場合、処理時間は30〜60分ほどかかります。 -
クラウド記録は、非言語的なフィードバックやミーティングリアクションを記録しません。
- クラウド記録のセキュリティ保護の観点から、クラウド記録をWebサイトに埋め込むことはできません。
設定方法
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- 次のいずれかにアクセスします。
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アカウント設定
アカウントのオーナーまたは管理者がアカウント全体の設定を変更する場合は、「管理者」>「アカウント管理」>「アカウント設定」の順にクリックします。
※「アカウント設定」へのアクセスにはオーナーまたは管理者である必要があります。
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グループ設定
アカウントのオーナーまたは管理者がユーザーのグループの設定を変更する場合は、「管理者」>「ユーザー管理」>「グループ」の順にクリックし、リストから該当するグループ名の「表示」をクリックします。
※「グループ」へのアクセスにはオーナーまたは管理者またはグループ管理者である必要があります。
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ユーザー設定
ライセンスを付与されたホストが設定を変更する場合は、「個人」>「設定」をクリックします。
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アカウント設定
- 「記録」タブをクリックします。
- 画面を下にスクロールし、「クラウドレコーディング」が有効になっているか確認します。
設定が無効の場合、トグルを切り替え、設定を有効にします。 - 「"クラウド レコーディング" を有効にする」という画面が表示された場合は、「有効にする」をクリックします。
- (オプション)チャットメッセージの保存、記録への参加者の名前の表示、記録へのタイムスタンプの追加など、必要に応じてクラウド記録設定を変更します。
設定を変更したい箇所にチェックを付け、「保存」ボタンをクリックします。
※各項目については下記の記事をご参照ください。
・クラウド記録のレイアウト
・クラウド記録の詳細設定
- (オプション)アカウント内もしくはグループ内のすべてのユーザーに設定を強制させたい場合は、鍵型アイコンをクリックします。
「"クラウド レコーディング" をロックする」という画面が表示されます。内容を確認し、「ロック」 をクリックします。
参考
Zoomヘルプセンター「Enabling cloud recording」:
https://support.zoom.us/hc/en-us/articles/360060231472
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